マサラチャイ(レシピ)

インドでは日常的に飲まれている「マサラチャイ」。
「マサラ」はヒンディー語で「混ぜ合わせたスパイス」。チャイは「お茶」の意味。
つまり、マサラチャイ=スパイス入りのミルクティーのことです。
もともとインドでは、スパイスを煮出して飲むアーユルヴェーダ的なハーブティーが古くから存在していました。
現在のような紅茶ベースのマサラチャイが一般化したのは、20世紀前半~中頃、特にイギリスの植民地時代以降のことです。
インド独自の薬草文化と、イギリスからもたらされた紅茶の融合によってマサラチャイは誕生しました。
そして、それを日々の暮らしに根付かせたのが「チャイワラ」という、屋台のチャイスタンドでチャイを作って売る人たちです。
チャイスタンドは情報と人の交差点。
地元のニュース、噂話、政治談議、仕事の相談などが飛び交う小さな広場でもあります。
一杯のチャイの価格は2~10ルピー(数円~数十円)と非常に安く、「チャイを飲みながら話そう(Let’s talk over chai)」というのは、インドでよく使われる言い回しです。
インド人にとってチャイスタンドは単なる飲食の場ではなく、心の呼吸の場。社会のちいさな空間として文化の中に息づいているのです。
紅茶は、コーヒーやアルコールと違って、高揚しすぎず、沈静しすぎず、心を中庸に保ってくれる飲み物ともいわれています。
ほっと一息つきたい時、いつもの紅茶に少し手を加えてマサラチャイを作ってみませんか?

マサラチャイ
材料
・紅茶(CTCアッサムなど、濃いタイプ)  大さじ1程度
・スパイス(カルダモン、シナモン、クローブ、生姜、ブラックペッパー、ナツメグ、スターアニス、フェンネルなどお好みのもの)
・水  100ml
・牛乳 100~150ml
・砂糖 好みの量
作り方
1. 水にスパイスを入れ、3~5分ほど煮出す。
2. 茶葉を加えて煮る。
3. 牛乳を加え、吹きこぼれに注意しながら弱火で煮る。
4. 好みの量の砂糖を加える。(かなり甘めがインド流)
5. 茶こしで濾してカップへ。熱々をどうぞ。

冷たく冷やしてアイスマサラチャイにしたり、牛乳を投入やオーツミルクに変えたり、砂糖をハチミツや黒糖に変えたり、いろいろアレンジするのも良いですね。

マサラティー
マサラティー
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