自宅で紅茶を美味しく淹れる7つのポイント
紅茶は特別な水がなくても、自宅の水道水の性質をよく理解して工夫すればグッと美味しくなります。
そこで、自宅で美味しい紅茶を淹れるポイントを7つご紹介します。
① 浄水器を使う、または、一晩汲み置きをする。
水道水のカルキ臭や不純物を除去して雑味をなくすためです。
市販の浄水ポットや蛇口取り付けタイプの浄水器があると理想です。
浄水器がない場合は、水道水をボウルやポットに汲んで一晩置きます。
その際に蓋はしないでください。
塩素(カルキ)は時間とともに自然に抜けます。
一晩で酸素も抜けてしまうので、翌朝お湯を沸かす前に必ずもう一度空気を含ませるようにしましょう。
泡立て器やスプーンなどで水をよくかき混ぜるだけでOKです。
このひと手間で、紅茶の味や香りがアップします。
② 汲み立ての水で沸かし立てのお湯を使う。
酸素を十分に含んだ『生きた水』が香りを引き出します。
一度沸かして時間がたったお湯は香りが立ちません。
湯沸かしポットの残り湯は避けましょう。
電気ポットを使用する場合は、沸騰直後のタイミングを見計らって淹れましょう。
③ 一度しっかり沸騰させる。
お湯をポコポコと沸騰させることでカルキ臭を取り除けます。
ただし、長く煮立て続けると酸素が飛んでしまい、紅茶の香りが弱まります。
塩素を飛ばし酸素は残すバランス、がポイントです。
また、沸騰前のお湯では抽出が不十分になりやすく、風味がぼんやりしてしまいます。
④ 紅茶ポットとカップは事前に温めておく。
紅茶の抽出は『温度が命』です。
ポットとカップを熱湯で温めておくことで、抽出温度が下がらず味がまろやかになります。
⑤ それぞれの茶葉に合った『温度』と『抽出時間』を守る。
茶葉の種類 お湯の温度 蒸らし時間
アッサム・セイロン 95〜100℃ 3〜4分
ダージリン(1st) 85〜90℃ 2〜3分
アールグレイ 95℃前後 3分
水出し向け紅茶 70〜80℃ or 常温水 6時間程度(冷蔵庫で)
⑥ お湯を勢いよく注ぐ。
ポットにお湯を注ぐときは、高い位置からお湯を一気に注ぐことで茶葉がジャンピングしやすくなります。
十分な対流が茶葉全体を開かせ、香りと旨味を引き出します。
⑦ 抽出後はすぐに茶葉をポットから取り出す。
抽出後も茶葉を入れっぱなしにしておくと、渋み成分のタンニンが出すぎてしまいます。
雑味や渋みの過抽出を防ぐため、ストレーナーやティーパックは時間通りに引き上げることが重要です。
★浄水か汲み置き
★沸かし立ての酸素を含んだお湯
★温度と時間を守って丁寧に淹れる
この3点を大切にして、『紅茶のひととき』を心豊かな時間にしていただけたらと思います。
